よくある質問(Q&A)

FAQ

このコーナーでは、外国人総合相談窓口を開設しているひろしま国際センターに多く寄せられる相談(Q)とその対応例(A)を掲載しています。

(対応例(A)は、あくまで標準的な対応の一例ですので、相談内容によっては、このとおりにならない場合もありますので予めご了承ください。)

1.在留資格・・・対応者(行政書士)

永住資格を取りたい。その条件は?

まずは、あなたの現在の在留資格や仕事などについてお尋ねします。
お尋ねした内容に応じて永住資格取得に必要な条件を説明します。

在留期間更新の申請書の書き方や必要書類が知りたい。

まずは、あなたの現在の在留資格についてお尋ねします。
お尋ねした内容に応じて申請書の書き方や必要書類について説明します。

日本人と離婚した。「日本人の配偶者等」の在留資格を日本に残れるようビザを更新したい。

まずは、あなたの日本語能力、在留期間、生活能力(仕事、生活基盤があるか)など を確認させていただき、手続きについて説明します。

日本に引き続き在留したいが、どのような「在留資格」にしたらよいか。

まずは、あなたの現在の活動内容がどのような「在留資格」の要件等にあてはまるかどうか確認させていただき、適切な「在留資格」をアドバイスします。

国にいる家族(親や子供)を呼び寄せたい。

あなたの現在の在留資格や、子供の年齢、親の生活状況、呼び寄せた場合に費用負担ができるか等をお尋ねします。お尋ねした内容に応じて必要な条件を説明します。

2.雇用労働・・・対応者(社会保険労務士)

会社が労働災害(労災)であることを認めてくれない。

会社の所在地を管轄する労働基準監督署(労災課)で相談してください。
その際、労働災害に遭った日時、状況、その後の会社の対応を説明できるようにしておいてください。
(参考)引っ越しなどで管轄する監督署へ行けない場合は、管轄の監督署へ移送してもらうことも可能です。また、広島労働局監督課外国人相談コーナーでは、ポルトガル語・スペイン語・中国語の通訳を配置しています。

会社から解雇された。

解雇通告から解雇日までの日数が30日未満であれば解雇予告手当が支給されます。
管轄の労働基準監督署へ申告してください。
解雇そのものを不服とし、不当解雇等で争う場合は、労働局のあっせん、労働審判、裁判等の手続きに順次移行することになります。労働審判以降は弁護士に相談する方がよろしいかと思います。
(注意)労働契約書、労働条件通知書、タイムカード、給与明細などはとても大切な資料です。会社を辞めても保管しておいてください。

会社が給与(残業代含む)を払ってくれない。

労働条件通知書、過去の給与明細、労働実績(労働時間、残業時間、休日出勤の時間などが分かる物、コピーが取れるならタイムカードのコピー)などの資料をそろえて管轄の労働基準監督署へ申告してください。

会社が社会保険(雇用保険、社会保険)に加入してくれない。

雇用保険の加入手続きをしてもらえない場合はハローワークへ相談してください。
(労働条件通知書やタイムカードなど労働時間が確認できる資料を持参してください。)
※雇用保険の対象者:契約時に1週間の所定労働時間が20時間以上、30日以上の雇用見込みがあった方。
社会保険の加入手続きをしてもらえない場合は、年金事務所へ相談してください。
(労働条件通知書やタイムカードなど労働時間が確認できる資料を持参してください。)
扶養に入れたい家族については、収入など詳しい説明が必要です。
※社会保険加入対象者:契約時に1週間の所定労働時間が正社員のおおむね4分の3以上(30時間が目安)で適用除外に該当しない場合。

「有給休暇を取らせてもらえない」「給与の額が違う」

労働基準監督署へ申告してください。

パワハラ、セクハラ、マタハラを受けた。

広島労働局雇用環境均等室へ相談してください。

仕事を探したい

ハローワークの外国人雇用サービスコーナーへ相談してください。
※上記の雇用労働関係については、必要に応じて広島労働局監督課外国人相談コーナー又はハローワークの外国人雇用サービスコーナーへご相談ください。(技能実習生の方は、「外国人技能実習機構」の母国語相談へご相談ください。)

3.刑事事件など・・・対応者(弁護士)

刑事事件の被害者になった。

まずは、被害者の話をじっくりと伺い、刑事手続について説明します。民事上の損害賠償の方法を説明します。

刑事事件の加害者になった。

逮捕、勾留の可能性、起訴・不起訴の見込み、刑事手続の進め方について説明します。

配偶者の不貞行為により離婚したい。

慰謝料を行為の相手方・配偶者に請求できる見込み、離婚する場合に気をつけるべき点(親権、養育費、財産分与、離婚費用等)について説明し、離婚調停について案内します。

遺産を相続したいが他の相続人ともめている。

まずは、遺産の内容についてお伺いし、相続分を説明してから、遺産分割調停を案内します。

契約を解除して、返金を求めたい。

契約書を持ってきてもらい、解約ができるか、裁判をした場合の勝訴の見込み、回収可能性等について説明します。

4.日本語学習・・・対応者(センター職員)

日本語を習いたいが、どこか紹介して欲しい。

広島市内にお住まいで、簡単な日本語でコミュニケーションが取れる場合は、ひろしま国際センターのワンペア日本語学習を紹介します。全く日本語が話せない又は広島市以外にお住いの場合には近くの日本語教室を紹介します。

5.医療通訳

病院を受診する際に医療通訳を派遣して欲しい。

病院を受診される方からの依頼は受付けていませんが、ひろしま国際センターへ登録している病院からの依頼によりひろしま国際センターで派遣者を調整します。まずは病院に相談してみてください。(ひろしま国際センターHPも参照してください。)