住む
部屋を借りる時に必要なお金
家賃
日本は前月払いです。
共益費(又は管理費)
階段や廊下など入居者が共同で使う部分の電気代や清掃代,エレベーターなどの設備代に充てるお金で,家賃とは別に毎月支払います。
敷金
家賃を払わなかったり,部屋を傷つけた時の修理に備えて大家さんに預けておくお金で,家賃の1~2か月分が目安です。部屋を出る時に精算し,残りがあれば返されます。
礼金
契約時に大家さんに支払うお金で,家賃の1~2か月分が目安です。礼金は返還されません。
媒介(仲介)手数料
不動産会社へ手数料として支払うお金で,家賃の1か月分以内と決められています。
また,契約の申込み時に,多くの場合,保証人や保証会社の保証が必要になります。
入居後の住み方のルール
- ゴミの出し方は,住んでいる地域(市町)によって,ゴミの種類ごとに出す曜日や時間帯が決まっています。曜日や時間帯を守らないと回収されず,近所とのトラブルになるので,気を付けてください。
- 例えば,大きな話し声やパーティ,テレビ,楽器の音などが騒音のトラブルになることがあるので注意しましょう。
- 部屋を傷つけたり汚したりした場合は,元の状態に戻すためにお金を負担することになるので,きれいに使うように心がけましょう。壁にくぎを打ったり,ペンキを塗ったりすることは禁止されていることが多いです。
- 廊下や階段は共有スペースです。いざというときの避難経路です。ゴミや個人の物などを置かないでください。
電気・ガス・水道の申込み
- 電気は,ブレーカーについているハガキに,名前,住所,使用開始日を書いてポストへ入れます。
- ガスは,事前にガス会社へ連絡し,入居する日にガスの元栓を開けてもらうように頼みます。ガスの開栓には,本人の立会いが必要です。
- 水道は,市町の水道担当部局に連絡して開栓の手続きを行います。備え付けのハガキに名前,住所,使用開始日を書いてポストへ入れます。
※いずれも,不動産会社に連絡先を聞いておきましょう。